薬剤による休止期脱毛症

薬剤による休止期脱毛症

2010年06月01日

薬剤による休止期脱毛症

今回は薬剤による脱毛症『薬剤による休止期脱毛症』について書き込みしてまいります。

皆様ご存知だと思いますが、薬には副作用があります。通常、薬には効果・効能が箱の裏面等に記載されていると思いますが、副作用については表示されてない事もあります。副作用についての注意事項は箱の中にある紙面に書いてある事があるので、その紙をしっかり読まれる事が宜しいかと思います。

まずは「症状/発症時期」です。
頭部全体の髪がゆっくり脱毛します。薬を飲み始めた2~3カ月後より始まります。

次に「原因」です。
主に、抗甲状腺薬、血液凝固薬、ビタミンAの過剰摂取等の薬となります。

最後に「治療法・治療薬」です。
薬の使用を中止する様にして下さい。但し医師と相談して上でお願いします。

自分の考えだけで薬を止める事は絶対にしない様にして下さい。抜け毛が多くなったからとは言え、まずは薬を使用する病を治す事が先決です。

逆に副作用を利用して髪の毛を増やす薬も存在します。その代表がリアップに含まれている「ミノキシジル」という薬剤です。この薬剤はもともと高血圧の方に使用していたのですが、この薬剤を使うと毛が増えるという副作用があり、それを逆手にとって販売したのがリアップという事になります。なので高血圧の方がリアップ等の発毛剤を使うと稀に高血圧の症状が悪くなる事もあるので注意が必要です。

解らない事が有りましたら何時でもヘアサロン(理容、美容)へご相談して下さい。当店(中野・中野駅前・西新宿・早稲田)でも電話、メールで何時でもご気軽にご相談に応じます。

次回は『薬剤による成長期脱毛症』について書き込みしていきたいと思います。

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